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バレンタインスペシャル

その日、その夜も、彼女は一人だった。




予定より早めに仕事を切り上げ、午後からの予定を何も入れずにいたのが間違いだった。

今日が何の日かをすっかり失念していた。いや、忘れていたわけではない。それなりに予定もあったのだ。


だが、約束する時間もなくこの日を迎えてしまったのだから、予定が無かったのだ。


それをどこから聞いたのか、彼女の元には誘いの連絡がひっきりなしに来た。



-今からお食事でもどうですか?

-今夜、予定が無いのでしたらご一緒しても・・・・・





・・・・・・違う。そんなんじゃない。



私が求めているのは、そんな誘いじゃないッ!!





私は・・・・・・、私はただ、会いたいだけなのに・・・・・・・。



ただ、抱きしめてほしいだけなのに・・・・・・・!!







こうして、仕事を早めに切り上げたのにもかかわらず仕事以上に疲れ、やつれた表情で部屋に戻った彼女は、すぐにベッドに倒れこむようにして横になった。



そうして眠れないまま、時計の短針が11を過ぎたころ、彼女は昔の「約束」を思い出していた。








・・・・・・・・会いたいよ。




『会いたくなったら、』





・・・・・・・・会いたいよ・・・。





『会いたくなったら、きっと、』









『名前を呼ぶ・・・。』







「・・・・・・・なのは。」





一度呼べば、止まらなかった。



堰を切ったように、嗚咽を漏らしながら静かに、しかししっかりと、その名を呼ぶ。




「なのは・・・なのは・・・・、なのは・・・・!!」










「何?フェイトちゃん。」





「・・・なのは?」





すぐ後ろで声がした。




「今日、何の日か知ってる?フェイトちゃん?」









「・・・・・・・ハッピー、バレンタインデー。」








そう言ってなのはは、一晩中フェイトを抱きしめ続けた。





























































あとがき。



こんばんは。お久しぶりです。


今回はmixiにアップしたものをこちらにも。


少々スランプがありましてなかなかssを書けないでいたのですが、せっかくのバレンタインというネタがあったので頑張って書きました。


また2月中に書き上げたい作品がありますので、そちらも完成しだいこちらにアップします。


それでは~
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